芸能界に大きな衝撃をもたらしたジャニー喜多川社長の訃報。7月12日、都内にて所属タレントら“子どもたち”の見守る中、家族葬がしめやかに行われた。
そんな中、歌手のASKAが同日アップしたブログに注目が集まっている。そのタイトルも「『ジャニーさん』、そして『光GENJI』」というものだった。
「ブログでは『ジャニーズの、ジャニーさん、メリーさんには、本当に良くして頂きました』と感謝の言葉を綴った上で、その昔、ジャニー喜多川氏がこれからデビューさせるグループの曲をそれまでの“作曲家”ではない、シンガーソングライターに任せてみよう、ということになり抜擢されたのが『CHAGE and ASKA』だったと綴っています」(エンタメ誌ライター)
こうして生まれたのが、光GENJIのデビュー曲「STAR LIGHT」。この曲は大ヒットとなり、グループの人気は爆発的なものになった。ASKAは同ブログで、昨年「突然、解散していた『光GENJI』が、全員集まったところに呼ばれた」と明かし、その席でデビュー30周年記念に行うツアーの全楽曲を頼まれたと告白。しかし諸事情により実現しなかったという。ASKAは「僕が書いた7曲は、大人になった『光GENJI』と、ファンたちに、向けた曲でした」として「いつか、彼たちが、再び集まれるときのために、残りの楽曲は、ずっと残しておきますね」とブログを締めくくった。
これには「なんと貴重なエピソード。ASKAありがとう…」「ASKAさん素敵なお話を聞かせてくれてありがとうございます 読んでいて涙でした」など、往年の光GENJIファンから数多くのコメントがツイッターにも寄せられた。
そんなASKAだが、以前元・メンバーの諸星和己に“ネタ”にされたことがある。
「2014年に出演した映画『鷲と鷹』の舞台挨拶でのこと。この日は、光GENJIの楽曲を手掛けたASKAが法律違反の薬物で逮捕されたこともあり、大勢の報道陣が集まりました。その席で諸星は、なんと『余計な物などないよね~』とCHAGE and ASKAの代表曲『SAY YES』を歌い出し、『この日が来るのを明日か明日か(ASKA)と待ち望んでいました』とブラックジョークを放ち。その場にいた俳優の小沢仁志も『何でこうなるんだよ!』とツッコミを入れる一幕も。それに対して『だってマスコミが欲しがるんですもん』と諸星はおどけてみせました」(スポーツ紙記者)
紆余曲折はあったものの、ファンが期待する念願の“再結成”は、果たしてなるか!?
(窪田史朗)