7月20日に行われた宮迫博之(雨上がり決死隊)と田村亮(ロンドンブーツ1号2号)が強行した記者会見を受けて、22日には吉本興業・岡本昭彦社長が5時間半にも及ぶ会見を行った。その結果、宮迫、田村への処分は白紙に戻ったものの、事態は混迷を極めているようだ。そんな中、古巣の窮地にあの大物OBが口を開き、衝撃が走っている。
「24日に配信された『文春オンライン』では、2011年に芸能界を引退した大御所芸人・島田紳助を直撃。宮迫に対し『やめたらあかんし、まだまだ引退したらあかん』とした上で『気持ちはわかるし腹立つこともあるけど、もういっぺん冷静になろうぜ。元々お前が悪い』とコメント。同日に配信された『デイリー新潮』では、『なんとか、松本(人志)が間に入ってうまく解決して欲しい』『若気の至りでしたといって、頭を下げて復帰できたらいい』と発言。これに対してネットでは『ドサクサに紛れて復帰する気かも?』『偉そうにコメントできる立場か?』と言った批判的な声が上がる一方で、『マジで島田紳助さん芸能界復帰して欲しい!』『島田紳助もついでに復帰させてくれ!』『毒をもって毒を制する』といった声も上がり、島田紳助の復帰を巡る論争が勃発。一連の騒動からとんだ場外乱闘に発展しています」(放送作家)
宮迫は、紳助の引退を受けて番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)のMCを引き継いだ一人。写真誌「フライデー」の記事に先立つ一週間ほど前に、二人が会っていたことも両記事は伝えている。
「さらに、極楽とんぼの加藤浩次が主張するように吉本興業ホールディングスの大崎洋会長をクビにしたら『会社潰れんで』『今吉本の中で唯一カリスマがある(中略)タレントの気持ちもよくわかる。だから松本の“兄貴”って言葉がぴったりだと思う』と、現体制を全面的に支持。“島田紳助”が、一時はツイッターのトレンドにも上がりました」(前出・放送作家)
所属事務所の若手、そしてベテラン芸人に加えて、大物OBも声を上げる混乱状態を見るに見かねたのか、松本人志が24日ツイッターを更新。
「『吉本芸人が全員集まって岡本社長会見大反省会&大討論会を生配信でやる。夢を見た』と呟き、その日の夕方5時までに17万件に迫る「いいね」が寄せられています。この混乱を収拾して笑いに転じるためには、もうこの手しかないかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)
果たして、どんな顛末を迎えるのか。今後の展開からますます目が離せない!?
(窪田史朗)