7月24日放送の「バイキング」(フジテレビ系)に生出演したお笑いコンビおぎやはぎの矢作兼が、盟友である加藤浩次の「吉本退社発言」に言及した。
矢作と加藤は、矢作がまだ所属事務所が決まっていない頃からの仲で、その当時、矢作が「吉本なんかどうですか?」と加藤に質問すると「吉本はやめとけ」と回答されたと明かした。加藤と吉本興業とは「積年じゃないですけど、ずっとなんだから。ずっと吉本に向いてないんだから」と指摘し、さらに「ずっと不満があるんだから。熟年離婚みたいなもん」とも。すかさずMCの坂上忍が「まだ離婚は決まってない」とツッコミを入れるひと幕もあった。
「7月22日放送の、加藤がMCを務める『スッキリ』(日本テレビ系)で、加藤が『吉本興業の経営陣が変わらないなら退社する』と発言したことで、後輩芸人らが『加藤さんが辞めるなら俺も』と次々に声をあげていることに対し、古くから知る矢作は焦りを感じたのではないでしょうか。『吉本の若手を背負って言っているみたいになってるけど、全然そんなつもりないですからね。あれはただの1人の狂犬ですから、引き連れて行こうなんて気持ちはさらさらないからね』『止めて欲しい。あの人そんなつもり絶対にないから。1人でキレてるだけなんだから』と加藤をあえて貶めることでスタジオの笑いを誘い、結果として加藤を擁護した形となりました。ネット上では、矢作の加藤に助け舟を出しつつ後輩芸人に警鐘を鳴らす芸人らしい話術に称賛の声があがっているようです」(女性誌記者)
加藤は同日放送の「スッキリ」で、吉本興業の大崎洋会長と面談したものの、話し合いは平行線に終わったと報告。矢作も世間と同様に加藤を心配していることは明らかだろう。