俳優・反町隆史が主演するドラマ「リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~」(テレビ東京系)の第1話が22日に2時間スペシャルとして放送され、平均視聴率が5.4%。2018年4月から始まったドラマ枠「ドラマBiz」の中では、2018年7月期に放送された「ラストチャンス 再生請負人」の6.1%に続く好発進となった。
「このドラマは、一家離散や自死する可能性すらある『倒産』の危機に直面した企業と人を救うために奮闘する熱血・再建弁護士の姿を描いたヒューマンドラマ。原作『いのちの再建弁護士 会社と家族を生き返らせる』を描いた村松謙一氏は現役の弁護士。村松氏の奮闘ぶりはドキュメント番組『ザ・プロフェッショナル』でも取り上げられ大きな反響を呼びました。反町が演じる主人公・村越誠一を観た村松氏は『ナイスガイの反町隆史氏、その魂の入った再建弁護士・村越は“本物の再建弁護士”と言っても、決して過言ではありません』『情熱に溢れる一方で“泣き虫”でもあり、人情味あふれる弁護士となっています』と絶賛しています」(テレビ誌ライター)
反町は1997年から翌1998年にかけて月9ドラマ「バージンロード」「ビーチ・ボーイズ」、そして学園ドラマ「GTO」(いずれもフジテレビ系)で不動の人気を獲得。2002年にはNHK大河ドラマ「利家とまつ」で、織田信長役を演じて話題を呼びましたが、その後一時期低迷。2015年10月には水谷豊主演の人気刑事ドラマ「相棒 season14」(テレビ朝日系)から杉下右京(水谷)の4代目相棒・冠城亘役として活躍。今年10月から始まるseason18にも出演するなど、俳優として復活を果たしている。
そんな反町には、さらなる野望があるとみる向きもある。
「『相棒』シリーズも今年で5シーズン目。主演する水谷との関係も良好ですが、そろそろ主演ドラマが欲しいところ。もしこのドラマが高視聴率をマークするようなら、テレビ朝日で反町自身も連ドラに主演するチャンスも巡ってくる。そう言った意味で、このドラマは反町にとって試金石になりそうですね」(制作会社プロデューサー)
恩師でもある水谷豊も連ドラ「相棒」シリーズが始まったのが、50歳の頃。今年46歳になる反町にとって、自らの俳優人生を“再建”できるかは、このドラマにかかっている!?
(窪田史朗)