7月19日にスタートした深夜ドラマ「サ道」(テレビ東京系)。サウナ好きのバイブルと言われるタナカカツキ氏作の「マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~」のドラマ化に、サウナファンからは喜びの声が上がるのと共に、ネットでは「サ道、孤独のグルメみたいw」「サウナ版孤独のグルメみたいな雰囲気」といった声も上がっている。
「仕事で失敗したナカタアツロウ(原田泰造)が気晴らしで訪れた銭湯で、謎の男・蒸しZ(宅麻伸)と出会い、サウナにハマりあちこちのサウナを巡っている内にサウナ好きの営業マン・偶然さん(三宅弘城)と経営コンサルタント・イケメン蒸し男(磯村勇斗)と出会うというストーリー。実は今回のキャストスタッフはいずれ違わぬサウナ好き。原田は、撮影前日にはロケ場所のサウナに一人前乗りしてから撮影に臨み、サウナの魅力にとりつかれた三宅は以前、原作本を知り合いに配っていたと告白しています」(テレビ誌記者)
そんな中、今回のドラマがきっかけでサウナにハマった“ピュアサウナー”こと磯村勇斗は、元々両親の影響で温泉好きだったことを明かすも、なぜサウナに入った際、水風呂に入らなければならないのか疑問に思っていたと告白。ところがこのドラマと出会い、開眼。「今では、サウナに6分から8分、水風呂1分から2分を2セット。3セット目はサウナに12分入っている」。さらに「普段はサウナの一番上の段に座り、人がいなければあぐらをかいてゆっくりする」とコメント。“イケメン蒸し男”を演じる磯村のサウナシーンには、早くもドキドキする女性ファンの黄色い声が上がりつつある。
「磯村は2015年『仮面ライダーゴースト』(テレビ朝日系)で注目を集め、2017年NHK朝ドラ『ひよっこ』ではヒロインの恋人役のコック、2018年『今日から俺は!!』(日本テレビ系)では凶悪な不良役、今年4月期の話題のドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)ではジルベール役と話題作で振り幅の広い演技を見せてきた若手カメレオン俳優。今回もどんな展開になるのか、目が離せませんね」(エンタメ誌ライター)
「孤独のグルメ」のようなヒット作になるのか。早くも今後の展開が気になるところだ。
(窪田史朗)