昨年歌手デビュー20周年を迎え、現在は2020年まで続くロングラン・ツアーの真っ最中である浜崎あゆみ。彼女のデビュー前夜からスターダムを駆け上っていった1999年までを綴った「M 愛すべき人がいて」が、8月1日に出版されることがわかった。
著者はノンフィクションライターの小松成美氏。本を開くと、そこには「事実に基づくフィクションである」という一文が記されているという。
「小松氏が浜崎さんを長期間に渡って取材してまとめたということで、関係者によると、エイベックスの代表取締役会長・CEOである松浦勝人氏とのドラマチックな恋模様が描かれているということですね。これまで一部の人しか知らなかった事実が綴られていると謳われています」(芸能ライター)
ネット上では「MAX松浦と恋愛関係だったとか、昔からのファンならみんな知ってるでしょ(笑)」「なんで今さら?とうとう私生活を切り売りし始めたのか…(泣)」「暴露本作ってないで音楽作ってください」「松浦と別れた後に付き合った、長瀬智也との話だったら売れたんじゃない?」などの声が噴出している。
「あゆと松浦氏の出会いは、あゆがカラオケボックスで歌っているところを松浦氏がたまたま通りかかり、あまりの歌の上手さにその場でスカウトした…という話がファンの間では有名だと思いますが、この本ではヴェルファーレのVIPルームで出会ったことになってるようなんですよね…。どこまで事実でどこからフィクションなのかわかりませんが」(音楽誌ライター)
過去のプライベート秘話をこのタイミングで世に出すのはなぜなのだろうか。
「昨年5月、ツイッターで浜崎のファンから松浦氏宛てに『浜崎あゆみをどうにかしてください』という書き込み、浜崎さんの現状に対する不満をぶつけたところ、松浦氏から『本人とちゃんと話します』と回答があり話題になりました。話し合ったその結果が、この本の出版だったというのは邪推でしょうか…」(前出・芸能ライター)
いずれにしても、注目度が高まったのは間違いない。
(石見剣)