女優でタレントの釈由美子がギャラ未払いによる事務所とのトラブルの渦中にあることを7月30日発売の写真週刊誌「FLASH」が報じ、話題を呼んでいる。
同誌によれば釈は所属事務所「トミーズアーティストカンパニー」から本来もらうべき給料1000万円を受け取っておらず、この1年半は実質タダ働き状態にあるとのこと。そのため、釈は現在、4月に個人事務所を設立した上で、現在はトミーズと業務委託契約を結んでいるとのこと。
「騒動の原因は創業者が3年前に退任されて以降、会社の代表が次々と交代していくという異常な状態が続いており、債務は総額4000万円にものぼるそうです。そんな状況とあって、同誌では『ブチ切れ独立』などと報じられていますが、釈は同日中にSNSでこの件について言及。ギャラ未払いについては給与の一部未払いを認めたものの、『1年半にわたりギャラを払っていない』というコメントについては、事実関係を否定、所属事務所もホームページに声明を発表しています」(エンタメ誌ライター)
そんな釈といえば、5月に特撮テレビドラマ「仮面ライダージオウ」にゲスト出演し、話題になったこともあって、特撮ファンからはそれに関連づけて苦境に立たされている釈を気遣うコメントが多数見られている。
「同作で釈は北島祐子/アナザーキバ役を演じており、その役どころはマンホールのフタを軽々とヒールで蹴り上げフリスビーのように投げ飛ばしたり、マンホールを盾にしたりするというシーンが見られていたため、特撮ファンの間で“マンホール女優”とも呼ばれていました。そのため、『釈さんはマンホールしか思い浮かばない』『無給でマンホールの蓋を回してたの?』『ノーギャラでマンホール投げ女王をやっていたとしたらあまりに可哀想なので早く支払ってあげて欲しい』と、マンホールというワードがとにかく頻繁に飛び交っています」(前出・エンタメ誌ライター)
釈も育児優先の生活を送っていることもあって、問題解決はまだまだ先のことになるかもしれないが、どうか納得のいく形で話が収まってほしいところだ。
(権田力也)