女優でフリーアナウンサーの田中みな実が8月2日、東京都内で開催されたAbemaTVオリジナルドラマ「奪い愛、夏」の取材会に登場。元TBSアナウンサーとは思えない抜群の演技力が共演者からも絶賛を集めているようだ。
取材会には脚本家の鈴木おさむを始め、ヒロインの水野真紀、松本まりか、小池徹平、小手伸也らも出席。小手が劇中での田中の演技に関して「抜群です。抜群にイラっとする」と評すると、松本からも「本当にポテンシャルが凄い。どこまで凄くなるのか」といった高評価を頂戴し、田中も鼻高々の様子だった。
田中みな実といえば、2014年9月より長年籍を置いたTBSテレビを退社し、以降はMC業やタレント、女優など多方面でマルチな才能を発揮。その愛くるしいルックスと、“イラっとする”ぶりっ子キャラで男性視聴者を虜にし、女子アナ時代からタレント以上の存在感を纏っていたが、どうやらその天性のキャラクターは女性をメインターゲットとするドラマの中でも十分に活かされているようだ。
「当初、田中の女優への挑戦は嘲笑の的にもなっていましたが、いざ彼女の本気の芝居が披露されると、田中にしかない武器やオーラが生かされており、好評を得るに至っています。とりわけ今回のドラマ『奪い愛、夏』は、ひとりの男性を巡る女性同士の骨肉の争いや憎悪の絡み合いを描いた生々しい恋愛活劇なので、田中の艶やかな表情や視聴者をイラッとさせる独特なオーラは作品のテイストと親和性が高かったということでしょう。ネットにも『年相応の魅力やフェロモンが溢れている感じがする』『良い、嫌みな脇役女優さんになると思う』『役者向きとの声もあるので、是非その世界で頑張ってほしい!』という好意的な反応が並んでいます」(テレビ誌ライター)
“みんなのみなみ”も今や32歳。今後は本格派女優としての明るい未来が待っているのかもしれない。
(木村慎吾)