女優・石原さとみが主演するドラマ「HEAVEN?~ご苦楽レストラン~」(TBS系)の第7話が8月20日に放送され、平均視聴率は8.1%とまたもや一桁。低迷する視聴率にネットでは“石原さとみ離れ”がキーワードに上がり、話題を呼んでいる。
「このドラマは、店の繁盛よりもオーナーの満足度が大切と考える風変わりなフレンチレントランを舞台にしたコメディ。石原は、その風変わりなオーナー・黒須仮名子役を演じています。原作は『おたんこナース』などの傑作コメディで知られる佐々木倫子氏。同作の大ファンだった瀬戸口プロデューサーが、2003年の連載終了直後に映像化の許諾を取りつけており、満を持してのドラマ化なのですが、結果的に去年放送されたドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)に続いて、平均視聴率一桁台をマークしてしまいそうです」(テレビ誌記者)
石原は、2015年「5→9~私に恋したお坊さん~」(フジテレビ系)、2016年「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(日本テレビ系)、2017年「アンナチュラル」(TBS系)と三作連続して平均視聴率二桁を維持する高視聴率女優。その石原が二作続けて一桁台のため“ピークを過ぎた”という声が出始めているというのだ。
「確かに世帯視聴率は下がっていますが、個人視聴率に関しては“右肩上がり”だとする声もあり、一概にそうとも言えません。ネットでも『えーーそんな悲しいこと言わないで欲しい。大好きだよ』『主演の人に全部押し付けるのはひどいよなぁ』といった声の他にも『石原さとみにピークなんかない…可愛さと美しさ極めまくってるわ』と“ピーク過ぎた”説を否定する声の方が多く見られます」(前出・テレビ誌記者)
さらに石原を擁護するこんな声も…。
「石原は30代を迎え、原作ものではなくオリジナル脚本にこだわり、本来ならこの作品には出ないはず。ところが今回は『花より男子』や『華麗なる一族』を手掛け、TBSの“高視聴率男”と言われる瀬戸口プロデューサーに口説かれて出演しているだけに、視聴率低迷の責任を問われることは普通考えられない。反対に瀬戸口Pに“貸し”ができたと考えるべきかもしれませんよ」(制作会社プロデューサー)
9月には吉田鋼太郎演出の舞台「アジアの女」に主演する石原。女優として真価が問われるのは、こちらの作品かもしれない!?
(窪田史朗)