毎日、仕事に行くのが億劫と思っていませんか? もしそうなら、仕事に対して、何かよいイメージを持ってみるのも一つの方法です。専門家の意見をみていきましょう。
仕事術のカリスマといわれる中島孝志さんは、著書「30分で一流の仕事をマスターする方法」(ゴマブックス刊)の中で、一流の人が仕事に夢中になっているのは、仕事ではなく“遊び”だからといいます。スポーツやゲームが甘くないのと同じように、仕事もきつい。でも、それを超えるおもしろみがあるから、一流の人は仕事をしているのだとか。つまり、「好きこそものの上手なれ」ということです。また中島さんは、遊んでいる限り、人は絶対に過労死などするわけがないのだともいっていましたよ。
そうはいっても、仕事なんてなかなか好きになれないのも現実。そんなときには、「何とか楽しくなる方法を考える」のだと、ビジネスコンサルタントの山崎武也さんは著書「幸せの研究 シンプルに生き、シンプルに考える」(PHP研究所刊)の中で述べています。知恵を絞って仕事を上手にできるようになれば、人はその仕事が好きになるともいっていて、これもまた「好きこそものの上手なれ」ということなんでしょうね。