4月からスタートする連続ドラマ「僕のヤバイ妻」(フジテレビ系)に、俳優の伊藤英明が主演することがわかった。同ドラマは、視聴率の苦戦が予想されるという。
「ドラマが放送されるのは、近年、『HEAT』や『お義父さんと呼ばせて』など爆死続きの火曜22時台です。主演の伊藤はドラマに関して、『ヤバイ共演者の皆さんと共に、ヤバイドラマをお届けし、ヤバイ視聴率をとりたい』とタイトルにかけてコメントしましたが、本当に悪い意味でヤバイ視聴率を取る可能性があります」(テレビ誌記者)
そんな「僕のヤバイ妻」のストーリーは、順風満帆な生活を送る主人公が、夫婦生活に息苦しさを感じ、不貞。そして妻の殺害を計画する。しかし帰宅すると妻は血痕を残し、姿を消していた。そしてそこから、夫も知らなかった妻の秘密が明らかになっていくというもの。
映画ライターによると、このストーリーがある映画に酷似しているという。
「夫の不貞、血痕を残して妻が失踪。そこから明らかになる妻の新事実など、このストーリーは、2012年に公開されたアメリカ映画『ゴーン・ガール』とそっくりなのです。同作品は元々映画ファンの間では有名でしたが、今年、不貞騒動のベッキーが謝罪会見にて、『ゴーン・ガール』の登場人物と衣装がほぼ同じということで話題となり、一般層へも広まりました。そのため放送後、視聴者から盗作疑惑をかけられるかもしれません」
脚本は「ストロベリーナイト」「ようこそ、わが家へ」(共にフジテレビ系)などを手掛けた黒岩勉のオリジナル作品となる。はたして「僕のヤバイ妻」は、「ゴーン・ガール」のイメージを吹き飛ばすほどの展開で、視聴者を惹き付けることができるだろうか。
(森嶋時生)