反社会的勢力への“闇営業問題”で吉本興業から最初に契約を解消されたカラテカの入江慎也が8月28日、東京・渋谷駅付近でボランティアのゴミ拾い活動を行ったことを報じられた。
「デイリースポーツ」によると、入江は午後8時頃から清掃ボランティア団体とともにハチ公広場やセンター街周辺を掃除したという。団体の関係者によると、入江は8月8日から定期的に清掃活動に参加しており、この日で3回目だという。
入江は清掃活動に参加した経緯について、一連の騒動に対する「反省の思い」からとし、「元々掃除が好きなので」と説明している。
闇営業問題については、「僕が発端で先輩芸人にも同期にも迷惑をかけてしまった」と、改めて反省の弁を述べ、相方の矢部太郎についても「今回の騒動で一番つらいのは相方。申し訳ないです」と謝罪したという。
「入江さんは若干老けたようにも感じますね。騒動以降の心労は想像に難くないですが、問題の発端とも言うべき立場にいたことについて、反省してもしきれないので、現状では芸能界に戻る気はないと話しています」(芸能記者)
しかし、一部のネット上ではこの報道が“ある憶測”を呼んでいるという。
「謹慎を告げられていた芸人たちが続々と劇場で復帰を遂げ、騒動について謝罪しているこのタイミングでの報道とあって『ゴミ拾いにマスコミが来るとか情報は自分でリークしたのか?』『ゴミ拾いとか介護を勉強するとか、それで反省してます感出す風潮はどうなん』『わざわざ人の集まる渋谷で掃除?パフォーマンスかな』『3週間でゴミ拾い3回って、少ないよね』といった指摘を受けています」(前出・芸能記者)
芸能界に戻るつもりがないのなら、ボランティア参加をわざわざメディアで報告する必要はない。入江は、本気で反省の日々を送っているに違いないが、この報道が、いずれ何らかの形で芸能界に関わることになった際に、布石として有効になることもまた確かだ。
(石見剣)