NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK総合)で披露した美マッチョボディが話題になった生田斗真。芸歴20年以上で、ドラマ、映画、舞台のすべてで主役を張ったことがあり、現場での評判はすこぶる良い。同作では、同じ筋肉系のタレント・武井壮と現場が一緒になった。これを機に親しくなり、「焼肉行こうよ!」と2人で繰り出すことがあったという。
撮影現場で、武井は生田のジャニーズ魂にふれている。猛暑真っ最中の長野県でのことだ。
「その日は特に暑く、最高気温が35℃を記録しました。スタッフさんから、『生田さんから、差し入れをいただきました』の声が…。大量の冷菓かと思いきや、そこにあったのはコンビニのアイスクリームケースが丸ごと。中には、パンパンに詰まったアイスの数々。現場にいた皆は、取り放題だったといいます。斗真さんは、ケースごとを買い占めていたのです」(テレビ誌ライター)
ジャニーズタレントは、自身が主役の撮影現場にラーメン屋やカフェ、クレープ屋などを屋台ごと運び入れることが珍しくない。その規模と比較すると、アイスケースはかわいいものかもしれない。だが、暑い日にアイスを差し入れる気配りはさすがと言えよう。
「生田さんは実に多くの大御所と共演しています。その背中を見て、度胆を抜かれた1人にTOKIO・松岡昌宏がいます。2人は、98年に放映されたドラマ『LOVE&PEACE』(日本テレビ系)で初共演。松岡が主演で、連ドラ初の生田はまだ13歳でした。現場で松岡は、照明のおじさんなどを『○○ちゃん』と“ちゃん付け”で呼んでいたのですが、当時の松岡さんは21歳(笑)。距離の詰め方に驚いたそうです」(前出・テレビ誌ライター)
その日テレ10月期で生田は、ドラマ「俺の話は長い」の主演を張る。連ドラ主演は15年1月期の「ウロボロス~この愛こそ、正義。」(TBS系)以来、およそ4年9カ月ぶり。日テレの主演作は初だ。本作は故・ジャニー喜多川氏の生前最後のドラマ企画とあって、注目を集めている。生田には大きなプレッシャーがかかる。
気合いが入る生田。差し入れは、アイスケースをしのぎそうだ。
(北村ともこ)