突然の直撃に動揺が走ったか。お笑いコンビ・EXITの兼近大樹がかつて逮捕されていたと報じられ、「週刊文春」による直撃取材には「正直嬉しかったです」などと答えている。
9月5日発売の「週刊文春」が、兼近は高校生の女子生徒に男性客といかがわしい行為をさせた斡旋の容疑で20歳のときに逮捕されていたというスクープを砲撃し、ハンサムなルックスと“表面的な”チャラさで若い女性を中心に人気を博すボケ担当の兼近の過去を報じた。
パリピのキャラに扮した“実は良い人”という善良なイメージが板につき始めた兼近のキャリアを破壊しかねない特大スクープを引っさげた「週刊文春」は、9月1日深夜に本人を直撃。事実関係を確認すると、兼近からは「はいはい。そうです。簡易裁判で罰金刑10万円で出てきました」とのあっさりとした返答が。続けて、「正直いつかバレることなんで、吉本にはずっと話していて。絶対に誰か気付くんで、それが今、文春さんが知ってくれたということで正直嬉しかったです。“やっと、今、言えるんだ”って! 吉本からは“誰にも言うな”“絶対ダメ”って言われて」とも話し、報じられたことで肩の荷が下りたのか、安堵の声を漏らしている。
「兼近が吉本のNSCに入ったのは2013年で、報じられた事件は2011年、そして芸人としてブレイクしたのが2018年頃から。本人もここまで早くトントン拍子に売れるとは想像もしていなかったでしょうし、どこからか情報が漏れるのをビクビクしながら芸能活動をしていたというのが本音かもしれません。その心情が兼近本人の『(報じられて)正直嬉しかった』という言葉に現れているのでしょうが、流石にこの表現では世間からは過去の過ちを反省していない、もしくは軽く考えているとも解釈されてしまう危険性があり、すでに『気持ちが楽になったとはいえど、“嬉しかった”は違うと思う』『さすがに引いた。イメージダウンは避けられない』『安堵してる場合じゃない』『見た目通りのやつだったってことか。しかも開き直ってるし』という批判が殺到しています。してしまったことの内容に加え、それに対する言葉選びにおいても誤ってしまった印象ですね」(テレビ誌ライター)
世間からの心証は、“いと下がりけり”状態か?
(木村慎吾)