1980年代前半に一世を風靡したロックバンド・横浜銀蝿が、デビュー40周年を迎える来年、オリジナルメンバー4人が全員集結した「横浜銀蝿40th(フォーティース)」として1年間の期間限定で活動することが9月8日、明らかになった。
「リーゼントヘアーにサングラス、黒い革ジャンというツッパリスタイルで、軽快なロックンロール・サウンドにツッパった男の生き様を歌詞にした楽曲で、ツッパリ少年・少女のハートをガッチリ掴んでました。たのきんトリオや聖子ちゃんブームの裏で異彩を放つグループで、過去に何度か“結成ウン十周年記念”でライブ活動をしてますが、オリジナルメンバー4人全員が顔を合わせるのは83年の解散以来初めてということで、かつてファンだった“ツッパリにーちゃん&ねーちゃん”たちは沸き立っているようです」(音楽ライター)
来年2月にオリジナルアルバムとベストアルバムをリリースし、3月から5月にかけて全国Zeppツアー、年末にかけて東名阪ホールツアーが予定されているという。
「ギターのJohnnyさんは88年にキングレコードに入社し、ディレクターとして中山美穂さんらを手がけていました。その後キングレコードの上席執行役員に就任し、多忙ということもあり過去何度かの再結成ライブには参加してませんでした。2018年に銀蝿の初代ディレクターを務めた水橋春夫氏を偲ぶ会で20年ぶりに翔さんと再会し、4人全員での再結成に向けて動き始めたようです」(前出・音楽ライター)
ネットでは「4人揃って復活なんて奇跡!」「Johnnyがよく決心してくれたなあ」「写真見ると今でもかっこいいな。ライブ見に行きたい」「Johnnyのソロ曲も聞きたいなあ」など、奇跡の4人集結に歓喜する声が上がっている。
最年少のTAKU(ベース)が還暦を迎える2020年、4人の変わらぬツッパリ魂あふれるライブに期待したい。
(石見剣)