反社会的勢力への闇営業を仲介したとして吉本興業から契約解除の処分を受けたカラテカの入江慎也が9月8日、引き続き東京の渋谷駅で清掃活動に臨み、芸能界復帰について言及している。
世間が台風15号の襲来を懸念する中、入江は今回で4度目となる清掃ボランティア活動に参加し、メディアからの取材にも対応。ハウスクリーニングのアルバイトを週に7日というペースで勤しんでいる現状や、騒動をキッカケに自身のコンサルタント会社の社員が0人となってしまった経緯などを説明し、芸能界への復帰についても「やりたくなくはない。23年もやっていたので。ただ、まだ(吉本から契約解除されて)3カ月しか経ってないから、今は考えていない」と話している。
「雨上がり決死隊の宮迫博之とロンドンブーツ1号2号の田村亮が7月にゲリラ会見を実施したことで、反社会的勢力の実像に関してや、吉本の事後対応について様々な“報じられていない”真実が明らかとなりましたが、そもそもこの闇営業を仲介した張本人である入江こそが最も会見を開くべき立場のはずです。彼は宮迫らと違い、問題の詐欺グループと直接ビジネスの話をした唯一の人間であり、会見を開けば吉本にとっては大打撃となりうるような情報も明かされるかもしれません。というのも、問題の反社グループはかつて吉本を通したイベントのスポンサーにも間接的に名を連ねていたと宮迫に明かされており、吉本側も慌ててその関係性を詳しく釈明せざるを得ない事態となりました。しかし、その点を入江が会見で執拗に追及すれば、2度と吉本との和解は叶わず、芸能界復帰が困難となってしまうことから、会見を開くことには現状後ろ向きという可能性が考えられます。知り過ぎている男の会見は、真相を知りたい国民以外は、誰も得をしない結果をもたらすということでしょう」(テレビ誌ライター)
入江の清掃活動が報じられるたびにネットでは「まず会見すべき」「会見して何もかもぶっちゃける気概を見せるくらいのことをしないと復帰は無理」「仮に芸能界に復帰するなら有耶無耶にしてることを明らかにするのが先決」「真実を知ってる入江が会見すれば全てハッキリする」との指摘が集まっているが、芸能活動再開についての入江の「やりたくなくはない」とのスタンスが“真相究明”を消極的にさせている要因なのかもしれない?
(木村慎吾)