俳優の市原隼人が9月9日に玉突き事故を起こしたニュースがネットを騒がせている。
警視庁北沢署によると市原は正午過ぎ、世田谷区の環状七号線外回りで、渋滞で停車していた乗用車に追突し、計3台が絡む玉突き事故となった。
「渋滞の車列に追突ということは市原さんの前方不注意が主原因と言えそうですね。玉突きされた2台の運転手はむちうちの症状が出たそうなので、スピードもそれなりに出ている状態だったと思われます」(芸能記者)
これだけならよくある“芸能人の交通事故”なのかもしれない。しかし、市原の場合はそうとは言えない過去がある。
「2007年に市原の地元である神奈川県川崎市で、同級生の母親が運転する乗用車と衝突事故を起こしたことが報じられています。2009年にも東京都世田谷区の国道246号で渋滞中に追突事故を起こしています」(前出・芸能記者)
07年の事故では、地元の視界の悪い丁字路で市原の運転するキャディラックが左折し、相手の乗用車は大破、運転手である市原の同級生の母親は2週間安静の怪我を負っている。その際、被害者から「市原君?」と声をかけられたが「似てるって言われる」としらばっくれたり、「僕は100%悪くない」と発言したことや、現場検証ではふて腐れた態度であったことが周辺住民に目撃されており、当時、報じられている。
「世間のバッシングが厳しくなり、市原は被害者にスーツ姿で泣いて土下座するハメになったことが報じられましたし、その影響でCM降板の憂き目にも遭っています。09年には今回と同ケースである追突事故を起こしています。ブログには『車の運転は極力避けようと思います』とつづっており、深く反省をしていたはずなんです」(前出・芸能記者)
今回またも相手を怪我させるような事故を起こした市原に、ネットでは「懲りない奴だな。学習能力ゼロじゃん」「性格的に社会人不適格では?こういう人が車を運転するなんて怖い」「最近多い、あおり運転で捕まる輩とほとんど変わらないよな」といった批判が集中。たしかに、2度も同じケースの事故を起こしているとなれば、運転時の車間のとり方やスピードに関して問題があったと疑われても仕方ないだろう。
運転マナーに関しては特に厳しい目を向けられる昨今、せっかく積み上げた俳優としてのキャリアを守るためには、“極力”ではなく、今後の運転を控えるべきなのかもしれない。
(石見剣)