最近、土屋太鳳さんや中村アンさんなどに憧れて、会社帰りにジムに行く「筋活女子」が増えています。ところで、筋トレというと、ムキムキのボディビルダーを想像してしまいますが、近年人気なのが「フィジーク」です。いったい何なのでしょうか。
フィジークはボディビルと混同されがちな競技で、逆三角形の上半身が審査のポイントになります。脚は審査対象にならないので下半身は細マッチョ、見た目モデル体型なのが、大きくボディビルと異なる点。実は筋肉量が多過ぎても減点の対象になるそうです。とはいえ、金子賢さんが東京都大会で優勝した「ベストボディ」よりも、フィジークのほうが筋肉量は多めで、不自然ではない美しい筋肉がポイントになるようですよ。
他にも、髪型や審査で履くハーフパンツのデザイン、夏の海にいたらカッコいいかといったことも審査基準になります。そのせいか、ボディビルの大会より、爽やかイケメンが多く参加するようです。男子の大会が主流ですが、実は健康面などのリスクから女子のボディビルは廃止傾向があり、今後は女子のフィジークも増えていくと思われます。YouTubeなどでも動画がたくさん上がっているので、気になる人は見てみてはいかがですか。