もう過去の人!?中山美穂「色ボケ」がたたり初舞台が閑古鳥

20160316nakayama

 3月27日にスタートする中山美穂の初舞台「魔術」のチケットの売れ行きがかんばしくない。同作は南河内万歳一座の座長である内藤裕敬が作・演出を手掛ける新作。深夜、屋台のおでん屋を舞台に男女4人が織りなす会話劇で、萩原聖人、橋本淳、勝村政信と初共演する。

 中山は昨年、デビュー30周年を迎えた。「新しいことに挑戦したい」とすこぶる意欲的で、舞台は若い頃からの長年の夢を叶えた形となる。ところが、その意欲も空回りするほどのお寒い状況だという。

「チケットが売り出されて1カ月経つというのに、売れていません。全部で17回行われる東京公演は座席数400にも満たない下北沢の小劇場なのに、半分もさばけない。全国7カ所の公演を見ても、売れ行き好評で追加公演、という話も出ないまま。かつて一世を風靡したトップアイドルのあまりの不人気に、関係者は頭を抱えています」(演劇記者)

 その予兆は昨年10月にあったという。演劇に詳しい芸能ライターが振り返る。

「中山は『HAKUTO~白兎~』で朗読劇に初挑戦しました。中村メイコとのWキャストで、3公演。銀座で400席足らずの小劇場でしたが、満席にはならなかった。上演1時間25分中、中山の出番は約20分の朗読が2回と童謡の披露のみ。終始緊張しまくりで、声は震えて小さく、表情は硬く、言い間違いが耳に残り、子供から老婆までの演じ分けもうまくできたとは言い難かったと思います」

 中山は昨年12月2日の「FNS歌謡祭」で18年ぶりにナマ歌披露に挑戦。だが全盛時と比べると、その声は雲泥の差で、ネットでは「放送事故レベル」と叩かれる始末だった。

「辻仁成と結婚中はパリに暮らすセレブ妻生活を謳歌しましたが、14年7月の離婚後は、子供を捨てて新しい男に走った不貞女のレッテルを貼られ、イメージは地に落ちた。12年ぶりの主演ドラマ『プラトニック』はまるで話題にならず、取り上げられるのは年下音楽家・渋谷慶一郎氏との熱愛ネタばかり。完全に色ボケ扱いされています。これでは昔からのファンにはそっぽを向かれるし、新しいファンを取り込むこともできず、先細りは必至でしょう」(芸能ライター)

 2時間弱出ずっぱり、しゃべりっぱなしの会話劇。はたして完売御礼になるのか、見物だ。

(塩勢知央)

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