女優の広瀬すずが初舞台を踏む「NODA・MAP 第23回公演『Q』:A Night At The Kabuki」の公開ゲネプロが10月6日に行われ、初舞台とは思えない広瀬の熱演ぶりに早くも注目が集まっている。
「この舞台は、クィーンの名盤『オペラ座の夜』を劇作家・演出家の野田秀樹が『もしも、ロミオとジュリエットが生きていたなら』という大胆な構想を元にワークショップを積み重ねて書下ろした最新作。江戸を舞台に、シェイクスピアの不遇の名作『ロミオとジュリエット』をベースに、松たか子と上川隆也、広瀬すずと志尊淳の二組のロミオとジュリエットの運命を、クィーンの名曲と共に描いています」(エンタメ誌ライター)
広瀬自身も「できれば早く本番が始まってほしいと思っていたので、楽しみです。舞台ならではの生物の繊細さを、皆さんと表現出来るよう、足を引っ張らないように努力します!」と10月8日の舞台初日を前に、意気込みを語っている。
「舞台初日を明日に控え、広瀬は7日に放送された生番組『ZIP!』(日本テレビ系)に共演する志尊淳と共に出演。『(初舞台について)やるのと見るのでは全然違う』と話し、出番の前にスクワットをするなどストイックに取り組んできたことが明かされました。また志尊も『舞台に立ってるすずちゃんを客席から見た時、天使かと思いました』とコメント。今回の舞台では、ラブシーンを始めこれまでの清純派のイメージを一新。体当たりの演技で女優として新境地を切り開く、いいきっかけになるのでは」(前出・エンタメ誌ライター)
そんな広瀬に期待をかけているのが、NHKではあるまいか。
「朝ドラ節目の100作目『なつぞら』に主演して結果を残した広瀬を、いずれは大河ドラマに起用したいと考えているのがNHK。朝ドラと大河ドラマのヒロインを演じた女優は、過去に3人。朝ドラ『ひまわり』(1996年)、そして大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語~』(2002年)に主演した松嶋菜々子、『純情きらり』(2006年)『篤姫』(2008)に主演した宮崎あおい、そして『おひさま』(2011年)『花燃ゆ』(2015年)に主演した井上真央。今回、野田秀樹の舞台で実力が認められれば、意外に早く大河ドラマのヒロインを演じる可能性もありますよ」(夕刊紙デスク)
元々、演技派でもある広瀬が、朝ドラ100作目に続き、岐路に立たされた大河ドラマを成功に導けば、もはやその勢いは誰にも止められない!?
(窪田史朗)