NHK大河ドラマ「真田丸」で、真田信繁(幸村)の幼馴染み「きり」を演じているのが、女優の長澤まさみさんです。今、ネット上ではこの「きり」の性格が「ウザすぎる!」と非難を浴び続けていて、ツイッター上でも「真田丸観てるけどホントきりあかんなー!これ最後までいるとか辛い」「なんでこんなイラッと来るキャラになってるの?」といった散々な言われよう。劇中、年配者に対して「あ?」という口をきいたり、ワガママな行動で仲間たちを窮地に陥れたりと、思うがままに行動してしまうところが、「ウザい」と評される大きな理由のようです。
しかし、その一方で「これくらいワガママなコの方がカワイイ」「元気でいい」という男子もいたり‥‥。では、男子が「ウザくて嫌い」「ウザいところもかわいい」と感じるボーダーラインは、いったいどこにあるのでしょうか。世の男性たちに聞いてみると、こんな意見が。
「20歳以上であれば、社会人として最低限のマナーが守れていれば、あまり女性をウザイと思わない。毎回約束の時間に来なかったり、自分に非があるのに謝らなかったり、仕事をいつも人に押しつけるなどというのはダメ」(28歳・会社員)
「一緒にいるときに女友達の悪口を毎回言う女はウザイ。その子のことを俺は知らないし。そういう悪意のないワガママなら、許せる」(22歳・大学生)
「彼女に『誰ソレと私、どっちがかわいい?』とかいちいち人と比べて自分がどうと聞かれるのがウザイと感じる」(20歳・大学生)
「あれ買って、これ欲しいとハッキリ言うワガママならわかりやすいしOK。ただ、ハッキリ言わずに察してほしいとかいうのはムリ。察することができなくて勝手に泣かれたり怒られたりするのは勘弁」(31歳・会社員)
こうした意見を聞いていると、要するにOKなのは「自分の欲求を直球で口にする」ワガママ。その子に何をしてあげたら喜ぶかというのがわかりやすく、男子にとってはラクなのだそう。ただ、本当に「ウザイ」のは、
「悪口など、他人への悪意を感じる言葉」「社会人としてのマナーを知らない」
という2点のようだ。これさえ踏まなければ、あとは「きり」のように奔放なふるまいをしても「かわいい」と許されそう。