YOSHIKIが明かしたボランティアや寄付を公表する理由

“今世紀最大の台風”と言われ、日本各地に様々な被害をもたらした台風19号。多くの地域で復興作業が行われる中、世界を股にかけるアーティスト・YOSHIKIが日本赤十字社に対し1000万円を寄付したことが発表された。

「この寄付は、YOSHIKI自身が運営する米国非営利公益法人『YOSHIKI FOUNDATION AMERICA』を通じて行われました。彼は先月、日本を襲った台風15号の時にも、甚大な被害を被った故郷・千葉に赴き、ボランティア活動を行いました」(スポーツ紙記者)

 YOSHIKIは、9月24日に更新した自身のインスタで「今日、千葉にボランティアに行ってきました。まだ助けを必要としている地域が多く存在します。1日も早い復興祈っています」とコメントし、ボランティア風景の写真をアップしている。

 今回の日本赤十字の1000万円寄付と合わせ、盛んに行われるYOSHIKIのボランティア活動。こうした活動をブログやSNSで公表することについて、10月18日のツイッターで自論をこう展開している。「僕らみたいな立場の人たちは、寄付のことをどんどん公開した方がいいんです。災害への認知度、そして支援の輪を広げるために。アメリカに長く住んでいますが、ハリウッドでは普通のことです。みんなで支援の輪を広げよう!」

 これについて、ネットでは「こういう考えは潔いと思う。すごく素敵!」「彼のように著名人はどんどんオープンにしてもいいと思う。彼の言う通り認知度も広まる」「後に続け!突破口はYOSHIKIさんが、開けてくれたぞ!」と賛同の声が多く寄せられた。

「元々YOSHIKIは、ボランティア精神が高いことで有名。そのきっかけは“父親の死”。2009年に放送された報道番組『NEWS ZERO』(日本テレビ系)で彼の特集が組まれ、そこで、11歳の時に34歳の父親が自死していたことをテレビで初告白。そして、自分と同じような境遇で親を亡くしている遺児に『残された家族のことも考えた上で、何か力になれないか』と思い、チャリティ基金を設立することも明かしました」(女性誌記者)

 また、同時期に香港で行ったX JAPANのコンサートでは、親を亡くしている香港の遺児200人を招待するなどの活動も行なっている。非常に辛い経験から生まれたYOSHIKIのボランティア精神。今後もぜひ、スーパーインフルエンサーとして活動を広めていって欲しい。

(窪田史朗)

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