松重豊主演の「孤独のグルメ」で、深夜帯においしそうな食事の映像を流すことで“飯テロドラマ”なる新たなジャンルを開拓したテレビ東京。西島秀俊と内野聖陽W主演の「きのう何食べた?」では、飯テロ+同性カップルをテーマにして注目された。
そしてこの秋は、若手女優の山田杏奈と大友花恋W主演の「新米姉妹のふたりごはん」がスタートした。
物語は、親の再婚により突然姉妹となった同じ年の女子高生サチ(山田)とあやり(大友)。両親は結婚後、すぐに海外旅行に発ってしまったため、サチとあやりだけの生活が始まる。言葉数が少なく目つきの鋭いあやりに怖じ気づくサチだったが、料理上手なあやりの一面を知って親近感がわき、食事を通して2人の距離はどんどん近くなっていく。
「ゆるい感じのほのぼのとした飯テロドラマなだけに『料理の作り方を丁寧に放映しているのでわかりやすく、作ってみたい』『料理がおいしそう』などの意見がある一方で、家にいる時もずっと制服姿でいることから『JK狙い?』との声や、姉妹2人の接近に『明らかに百合を狙ってるよね』『薔薇の次は百合?』などの意見もあります。確かに、第1話では塊の生ハムを切る時に手を合わせているシーン、第2話では同じストローを共有するシーンがあり、“百合狙い”は間違いないでしょう」(テレビ誌ライター)
単なる飯テロにとどまらず、テレ東は新たなジャンルを確立しつつあるようだ。