高畑充希が主演するドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系)の第3話が10月23日に放送され、ドラマ放送開始時間が55分繰り下がる中、平均視聴率9.3%を記録。橋本愛が演じる月村百合に対して高畑演じる北野サクラが「ブス」を連呼して大喧嘩。二人の熱演ぶりが大きな反響を呼んでいる。
「このドラマは、新潟の過疎の島に育ち、島に橋を架ける夢を叶えるために上京した主人公サクラ(高畑)と同期の仲間たちが駆け抜けた10年間を1話1年ずつ描いていくヒューマンストーリー。今回は“ミス広報部”“ミス花村建設”と呼ばれる百合(橋本)が、男社会で女性が働きやすい職場ではないゼネコンに失望して寿退社を決意。溜まりに溜まった百合の鬱屈がサクラの前で爆発。『私には夢があります』と話しかけるサクラに対して『夢、夢、夢、夢、うっさいよ!』と口火を切るや悪口雑言。これに激怒したサクラが『ブス!』を連呼して、新潟弁で応酬する姿にネットでは『ブスブス言い過ぎ(爆)』『喧嘩上等!!かっこよかったよ!!』『あり得なさすぎて笑えるくらい、スカッとしたね』といったコメントが躍りました」(エンタメ誌ライター)
本音をぶつけ合った二人はやがて友情を深めるに至る展開に、感動コメントと共に「神回」だとする声も寄せられている。
「実は橋本が民放の連続ドラマにレギュラー出演するのは、なんとドラマ『若者たち2014』(フジテレビ系)以来、5年ぶり。今年は大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)にも出演していますが、基本は映画女優としてキャリアを積み重ねています。この作品に出演したのは、遊川和彦氏のオリジナル脚本であることが理由だと言われています。制作発表の席で橋本は、主人公サクラについて『根っこの部分はとても人間らしい。私自身が演じる百合よりもサクラに近い気がする』と思いを口にしています」(テレビ誌記者)
第3話の冒頭では、やがて子を持つ母となった百合(橋本)が、娘に「夢」と名付けるシーンも登場。サクラと友情を深める中で、百合が一体どんな夢を持つに至るのか。今後の展開が待ち遠しい。
(窪田史朗)