「デイリー新潮」が11月3日配信の記事内で、女優の浜辺美波の自宅マンションに事務所社員が“同居”していると伝え、事務所の過度な監視体制に疑問を呈している。
同メディアは「19歳『浜辺美波』の自宅マンションになぜか所属事務所の社員が“同居”その理由は?」と銘打ち、2017年に映画「君の膵臓を食べたい」の大ヒットで一躍スターダムにのし上がった浜辺がプライベートを“徹底管理”されていると説明。関係者の証言として、浜辺の所属する東宝芸能に勤める40代女性社員が浜辺と同じマンションの別部屋に配偶者と共に引っ越し、スキャンダルを未然に防ぐべく、“マネージャーでもない彼女”が一つ屋根の下で共に暮らしている現状を伝えた。
そうした東宝芸能の“監視体制”について、同メディアは「普通、担当マネージャーでさえ、タレントと同じマンションに住んでいるなんて聞いたことがありません」「いくらなんでもそこまで監視する必要があるのでしょうか?」「自宅の近くに社員が住んでいては、息が詰まるはずです」などと関係者のコメントを介して違和感を示しているが、東宝芸能からの回答は「浜辺本人の意向を無視して、女性社員が監視役を務めているというわけではありません」というもので、未成年の浜辺を預かる立場としてしっかりと浜辺の両親や本人からも同意を得ていることを強調。監視というよりも、未成年を預かる上での責任を果たしているといった事情を感じさせた。
「昨今はアイドルの自宅住所を特定し、直接的な危害を加えるなどの事件が起きており、未成年の女性に芸能活動をさせている親族は心配で仕方がないでしょう。両親からすれば、東宝芸能には放任ではなく半ば“監視”に近いような管理体制を敷いてもらった方がむしろありがたいという心情すらあるかもしれません。ネットにも『私がもしも親なら事務所のきちんとした対応に感謝します』『別に女性社員なら良いじゃん』『監視されてる不自由よりも寂しさとか怖い目に遭うことの方が嫌だと思う。ましてや美波ちゃんならストーカーが現れないとも限らないし』『19歳の娘を持つ親の立場からすれば、事務所の対応はありがたいと思います』などの反応が大半で、東宝芸能のしっかりとしたタレントへのケアが逆に高評価を集めていますよ」(テレビ誌ライター)
アイドルの瞳に反射した景色から自宅住所を特定されてしまうこのご時世。頼れる女性社員が同じマンションに居るというのはむしろ浜辺にとっては幸運だったと言えるかもしれない。
(木村慎吾)