10月9日からスタートした高畑充希主演のドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系)。離島に育った主人公・サクラが、故郷の島に橋をかけるという夢を叶えるためにゼネコンに入社。そこで出会った同期の仲間たちとの10年間を1年1話のペースで描いているドラマだ。
「第1話では冒頭から、サクラが意識不明で昏睡状態。過去に遡り、入社したてのサクラが『私には夢があります!故郷の島に橋をかけることです』と熱く語るも、忖度できない性格が故に、希望の土木課ではなく人事部に。初回放送の平均視聴率は8.1%でしたが、回を追うごとに数字を伸ばし、11月6日に放送された最新の第5話では11.8%と、番組最高の視聴率を叩き出しました」(エンタメ誌ライター)
過去最高視聴率を生んだ最大の要因は、木島葵に扮する新田真剣佑の“泣きの演技”。
「葵は最年少で社長賞を受賞するという快挙を成し遂げるも、彼が関わるプロジェクトが予算の関係で凍結の危機に。ところが葵の父は国土交通省の高級官僚で、それを知る上司が彼に父を説得するように依頼。父に見直しを頼み込むも、けんもほろろに断られた葵は、会社の仲間や父の前で泣きながら思いをぶつける、という展開です」(テレビ誌記者)
葵を演じる新田は「これからは、ここにいるみんなに認めてもらえるような人間になりたい、頼りにされるような人間になりたい!」と、泣きながら感情を爆発させる演技を披露。ネットでは「ここまで感情的な演技できる人だと思わなかった」「勇気を振りしぼった葵・真剣佑の言葉と涙の演技にはグッときたぁ」など演技力に称賛の声が寄せられている。さらには「真剣佑かっこよすぎたんだが。イケメンの涙はあかんて」「真剣佑の涙。思わず泣いちゃったじゃないかっ。美しい」など“萌えコメント”も多く寄せられた。
「7月期に放送されドラマ『凪のお暇』(TBS系)でも、毎週登場する高橋一生の“泣き”の場面に大きな注目が集まったが、今回新田の見せた“泣きの演技”もそれに匹敵する破壊力。逞しいイメージの新田にとって、今回の役どころは新境地を開いたといっても過言ではありません」(女性誌記者)
「同期のサクラ」で進境著しい新田。次はどんな顔を見せてくれるのか。ファンならずとも楽しみだ。
(窪田史朗)