女性たちは、家事によるストレスを溜めていることが多いようです。
ママたちが集う掲示板では、「旦那がフリーランスで、在宅ワークしているので、余計にストレス」という声が挙がっていました。普通の会社員の旦那さんであっても、「自分のことは自分でやって欲しい」という妻の悩みは多く聞きます。これらは、家事の手間が増えることのストレスでもあるようですね。ではこのようなストレス、どのように対処できるのでしょうか?
経済評論家である勝間和代さんの著書「勝間式 超ロジカル家事」(アチーブメント出版刊)によれば、家事も、仕事やビジネスと同じように“ロジカル思考”でいくことがポイントなんだとか。例えば料理にしても、「ご飯と味噌汁とおかずを用意しなきゃ!」と思うとストレスですが、「必要な量のタンパク質、ビタミン、炭水化物の3種類を食べ物で満たす」というフレームワークにあてはめて考えると、ご飯炊かなきゃという思考から解放されるというのです。これを勝間さんは「思考の節約」と呼んでいるそう。ここまで頭脳系の考え方は急には難しいかもしれませんが、少しだけでも家事や育児に対しての見方を変えてみることは、ストレスを回避するポイントなのかもしれませんね。
また、家事アドバイザー毎田祥子さんの著書「ラクしてちゃんとした暮らしができる! 魔法の“朝だけ家事”」(PHP研究所刊)には、家事をするときに「さあ、家事やるぞ!」と意気込み、無理してやるのはあまりよい結果が生まれないと書かれています。そこで、勧められているのが「ついで家事」。洗顔のついでに洗面所の鏡の汚れをひと拭きしたり、調理の加熱のついでにコンロを拭いたりするようなことです。これを身につければ、「いつの間に家事が終わっている」状態になるそうですよ。
これらのノウハウ、家事を楽にやっている人たちから学んで、実践してみるのもよさそうですね。