11月23日に人気バラエティ特番「逃走中」(フジテレビ系)の最新回が放送される。今回は「逃走中15周年記念!50周年のサザエさんとコラボSP」と題して、サザエや波平、カツオといった磯野家の人々が登場するコラボエリアが登場。「サザエさん」にちなんだミッションが発動するなど、まさにサザエさんまつりとなっている。
そんな楽し気な内容の一方で、コアな逃走中ファンからは今回の出演者を巡って、一抹の懸念が沸き上がっているというのだ。テレビ誌ライターが指摘する。
「今回は逃走者17人のうち、実に12人もの芸能人が初出演というフレッシュな回になっています。乃木坂46やEXITの参戦に加え、映画『カメラを止めるな!』で一躍人気者になった女優どんぐりらに期待が高まるなか、最も気になるのはNEWSの手越祐也が参戦すること。男女ともにトップアイドルのご登場となったわけですが、手越に関しては出来レースが懸念されている状況です」
番外編を除いて今回が49作目となる「逃走中」では、わりと大物のゲストでも序盤でハンターに確保されるケースが珍しくなかった。しかしジャニーズに関しては、なんらかの忖度が働いているとの懸念も少なくないのである。
「今年1月放送の『ハンターと進撃の恐竜』ではKing & Princeの高橋海斗が逃走に成功。逃走中のファンからは《そこまでしてキンプリを持ち上げたいのか!?》と不満の声が続出していました。また18年9月の『上野アメ横妖怪伝説』ではKis-My-Ft2の宮田俊哉が一回捕まるも復活ミッションで復帰し、残り5分まで逃げ回っていたのです。もちろん、ジャニーズタレントはフィジカルに優れるメンバーばかりなのでハンターから走って逃げるのは得意でしょうが、前回のキンプリ高橋に関しては危険性の高いミッションに挑戦しては成功するなど、見せ場を作りに来た感がアリアリでした。それゆえ今回も、手越の活躍ばかりを見せつけられるのではと、心配の声が絶えないのです」(テレビ誌ライター)
その一方で、今回はジャニーズから手越のみの単独参戦となっており、アシストする若手メンバーがいない点は気になるところ。果たして手越は見せ場を作れるのか、それとも早期確保で無様な姿をさらすのか。ともあれ視聴者の子供にとっては、手越よりHIKAKINのほうがはるかに気になる存在であることは間違いないだろう。
(白根麻子)