いよいよ、鍋料理が美味しい季節になりますね。そんな時期には、ぜひダイエットに活用して“痩せ鍋”といきたいところです。ではいったい、ダイエットに効果的な痩せ鍋には、どんな具材が適しているのでしょうか。
■鶏むね肉
主婦の友社編集「やせる!冷凍おかず」(主婦の友社刊)によれば、ダイエットによいといわれる鶏肉の中でも、むね肉はもも肉より低カロリーとのこと。でも、もも肉であっても皮を取れば、かなりカロリーダウンになるとか。鶏むね肉の糖質は0.1g、皮なしで116kcal。むね肉は脂肪が少なくあっさりとした味わいなので、そぎぎりにするとやわらかく仕上がるそうですよ。
■水菜
野菜の中でも、よく鍋に使われるのが水菜。料理研究家の浜内千波さんの著書「決定版! 浜内式8強野菜ダイエットプラス」(扶桑社刊)によれば、水菜はその繊細な見た目からは想像もつかないほど、栄養バランスに優れているのだとか。ビタミンA・Cや食物繊維などが多く含まれており、カルシウムや鉄も、野菜の中では豊富だそうです。もちろん、カロリーが気にならないのでたくさん食べてもOKです。
■生姜
イシハラクリニック院長の石原結實さんの著書「続生姜力 無理なく痩せる生姜ダイエット1週間プログラム 第2巻」(主婦と生活社刊)によれば、生姜は体を温め、体内に溜まった余分な水分を排出する働きがあることから、下半身のむくみや脂肪が取れて、スッキリしてくることもあるようです。
■舞茸
神戸薬科大学名誉教授の難波宏彰さん監修「体においしい 煮出しまいたけ」(サンマーク出版刊)によれば、舞茸は血糖値の急激な変動をコントロールするのだとか。他にも、食物繊維たっぷりのローカロリー食材であることから、ダイエットの強い味方になるそうですよ。
■糖質0の〆の麺
そして、〆はご飯ではなく、普通のうどんでもなく、糖質0の麺で。これなら、〆までしっかり食べてもダイエットの強い味方になりそうですね。
今年の秋冬は、この寄せ鍋ならぬ“痩せ鍋”で乗り切ってみてはいかがでしょうか。