大みそかに放送される「第70回NHK紅白歌合戦」の特別企画枠にて、竹内まりやの出場が明らかになった。芸能生活が40年を超える大物の初出場決定に、〈ようやく目玉が一つできた〉と安堵する関係者は少なくないようだ。
「11月14日に発表された出場歌手には8組の初出場がいるものの、日向坂46やKis-My-Ft2、GENARATIONSなど。『Official髭男dism』や『King Gnu』といったバンド、そしてアニソン歌手・LiSAらの初出場は喜ばしいことですが、まだまだインパクト不足は否めませんでした。それゆえ紅白ではまだ見ぬ大物だった竹内の出場が実現できたことは、制作陣にとって夢かなったりと言えるでしょう」(スポーツ紙記者)
そんな出演者のなかでメディアを最もざわつかせたのは、17~18年と2年連続で総合司会を務めた桑子真帆アナに代わり、和久田麻由子アナが抜てきされたことだったという。東大経済学部出身の和久田アナは、4月30日と5月1日に平成から令和への改元を報じるニュース特番でキャスターを担当。今回の紅白抜てきにより、名実ともにNHKのエース女子アナとなった形だ。
「その和久田アナは30歳。前任者の桑子アナが紅白に抜てきされたのも30歳の時で、世代交代を果たした形です。とは言え二人は入局が1年違いに過ぎず、これまで“NHK女子アナの顔”だった桑子アナは、紅白から外されたことにショックを受けている様子。いまやフリー転身の時期をうかがう決定的な理由となっているようです」(前出・スポーツ紙記者)
その紅白に加えて、最近世間をにぎわせているニュースもまた、桑子アナのフリー転身を後押ししているようだ。スポーツ紙記者が続ける。
「11月22日の“いい夫婦の日”にあやかり、オードリーの若林正恭や『イッテQ』のイモトアヤコ、元Dreamの長谷部優らが次々と結婚を発表。そして、日本テレビの尾崎里紗アナも大学の同級生と結婚したことを報告しました。桑子アナ自身は17年5月に結婚し、翌18年6月にスピード離婚していますが、20~40代の芸能関係者が次々と結婚するのを目の当たりにして、自分も一歩前に進むべきと触発されても不思議ではありません。とは言え当面は二回目の結婚に踏み切るというよりは、フリー転身でますますアナウンサー業にまい進したいといったところでしょうか」
どうやらNHKにも桑子アナにも、新しい時代が到来しつつある?
(浦山信一)