11月25日放送の「シャーロック」(フジテレビ系)に高橋克典が出演し話題となっている。
アーサー・コナン・ドイルによる有名推理小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを原作としたドラマであることから、この日の放送回でゲストとして予告されていた、高橋克典か長谷川京子が、シャーロック・ホームズにとって最大の敵であるモリアーティに当たる人物“モリヤ”を演じるのではないかと予測されていたが、その予測はハズレ。ただし、高橋はディーン・フジオカ演じる誉獅子雄(ほまれ ししお)の異母兄・誉万亀雄(ほまれ まきお)と判明。原作では「マイクロフト・ホームズ」に相当する人物であることがわかった。
「ネット上ではモリアーティに当たる人物が今回も登場しなかったことでがっかりする声があがっているのと同時に、昨年4月期放送の“隠れた名作”との呼び声高い連ドラ『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(フジテレビ系)で共演していた2人が再度共演となったことを喜ぶ声も多く書き込まれていたようです。ドラマ『モンクリ』は、ディーンが古典名作の現代ドラマ化を演じればハマることを世間に知らしめた作品です。今年1月に放送されたスペシャルドラマ『レ・ミゼラブル』(フジテレビ系)も、放送中の今作も、『モンクリ』への反響が大きかったからこそ生まれたドラマですからね。再放送が強く望まれていますが、主要人物の1人を新井浩文被告が演じているため、地上波放送はまず無理でしょう。そのため、ディーンと高橋の共演シーンを見ながら『モンクリ』を思い出す視聴者も少なくなかったようです」(女性誌記者)
すでに続編、もしくは2時間の特番ドラマでの新作を期待する声があがっている「シャーロック」。フジテレビはディーン・フジオカと古典名作を掛け合わせることで生まれるキラー・コンテンツを見つけたと言っていいだろう。