人気モデルの「ゆきぽよ」こと木村有希が、今年最大級のブレイクタレントに認定された。12月2日に発表された「2019タレント番組出演本数ランキング」(ニホンモニター調べ)にて、ゆきぽよは“2019ブレイクタレント”部門の5位にランクイン。出演番組数が昨年の29から今年は159へと激増し、その人気ぶりを見せつけた形だ。
「なにより注目は、同部門でゆきぽよが唯一の女性タレントだということ。今年は新進の女芸人が少なかったほか、下半期にブレイクしたフワちゃんは惜しくもベストテンに届きませんでした。その状況でゆきぽよはテレビに留まらず、グラビアでも活躍。ギャルモデルとして先行するみちょぱ(池田美優)との差別化にも成功しています」(芸能ライター)
そのみちょぱは“2019女性タレント部門”にて10位にランクインするなど、すっかり人気テレビタレントの地位を確保。その牙城にゆきぽよは迫ることができるのか、来年の活躍に期待も高まるところだ。だがそんな人気者のゆきぽよも、来年の雲行きは怪しいというのである。
「11月30日に放送された『IPPONグランプリ』では、博多大吉と千鳥・大悟が決勝戦で一騎打ち。ここで【2人っきりになったらしんどい芸能人】というお題が出され、大吉が『ゆきぽよちゃん』と回答したのです。惜しくもIPPONは獲れなかったものの、審査員を務める芸人たちからは《ああぁ…》という納得の声が漏れていました。ここで名前があがってしまうところに、ゆきぽよ人気のもろさが表れていたのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)
そのお題では大悟が「かるべさん(フジテレビ・軽部真一アナ)」、そして大吉が「林家パー子さん」と回答。たしかにこの両者はいかにも二人きりではしんどそうだが、なぜ大吉は一発目にゆきぽよの名前を出したのだろうか。芸能ライターが続ける。
「一つには、ゆきぽよからは真正のギャルモデルという匂いがぷんぷんと伝わってくること。みちょぱや藤田ニコルはいまやテレビタレントとしてのたたずまいやスキルを備えており、芸人からは“こっち側の人”と見られています。それに対してゆきぽよは今でもギャルそのもので、芸人にとっては“あっち側の人”。この違いは同じ番組で共演する際に大きな壁になってしまうでしょう。そしてもう一つの難点はトークのスキル。みちょぱや藤田は見た目と反する生真面目な性格でトークを勉強しており、バラエティ番組でももはやお客さん感はありません。一方のゆきぽよには誰もトークの上手さを求めておらず、あくまでルックス要員の感が強い。しかしルックスの良さだけなら次から次へと若くて新しい人材が現れるもの。来年には“良ルックス枠”を別のモデル出身タレントに取って代わられる恐れも懸念材料です」
果たしてあの可愛らしいルックスを来年もテレビで見続けられるのか。ゆきぽよにはこれからが正念場になるのかもしれない。
(白根麻子)