米国から植物系の法律違反の薬物を密輸したとして逮捕、起訴された元五輪スノーボード男子代表でプロスノーボーダーの国母和宏被告が12月3日、勾留先の警視庁東京湾岸署から保釈された。
タクシーに乗り込み、報道陣の前を猛スピードで去った国母被告は黒っぽい上下ウェアに帽子、黒いサングラスであごひげをたくわえていたが、一言も発せず一礼もせず逃げるように去って行った姿に、報道陣も一同に呆れていたようだ。
そんな中、国母被告が乗ったタクシーを追跡したのが「東京スポーツ」。同紙の報道によると、タクシーは首都高に入りレインボーブリッジを通過。首都高から直接入れる都内の地下駐車場に入ったという。
「国母被告はそこで、友人と見られる男性と二人、待機していたレンタカーに乗り換えたようです。その際にキャッチされた写真を見てみると、国母被告は男性と肩を組み、右手の拳をカメラに向かって突き出しています。同メディアは“ガッツポーズ”と表現していますが、実際に威嚇しているというよりも『イェ~イ!』というような軽いノリの雰囲気に見えます。少なくとも、勾留先から保釈されたばかりの人間には見えませんね」(芸能ライター)
この報道に対し、ネットでは「やっぱり馬鹿だな。いい年してイタイ人」「タトゥーがっつり入ってる…」「こんな父親で子どもがかわいそう…」「反省してま~…してないだろ!」「きっとまたすぐ捕まるよ」など、散々な反応が集まっている。
「国母被告は何と言っても元五輪代表選手ですからね。不祥事を起こせば競技自体のイメージに直接響いてきてしまいますので、今後はくれぐれも影響を考えて慎重に行動していただきたいものですが…」(スポーツライター)
国母被告が心の底から「反省してます」と胸を張れる日は、はたして来るのだろうか?
(石見剣)