元TBSでフリーアナの田中みな実が12月13日にリリースする1st写真集「Sincerely yours…」の初版部数が12万部に決定した。10万部売れれば大ホームランとされる写真集の分野では驚異的な数字だが、この数字がいかにスゴイのか、出版関係者が目を丸くして語る。
「1月に発売された乃木坂46・生田絵梨花の写真集『インターミッション』は、初版20万部という驚くべき数字を叩き出しました。ただ同写真集は生田にとって2冊目であり、1st写真集の『転調』は10万部の大台を下回っていたもの。そもそも写真集ランキングの上位を独占する乃木坂46全体を見回しても、それまでの記録は白石麻衣の2nd写真集『パスポート』の初版10万部でしたから、田中みな実の【1st写真集で初版12万部】がいかに恐るべき数字なのかが分かるというものです」
どうやら「初版12万部」というのは、乃木坂46すらも超える実績となるようだ。ただ、10万や12万といった数字だけではスゴさの実感が伝わりづらいのもまた事実。果たして12万部とはどれくらいの数字なのだろうか。
「雑誌と違って写真集はコンビニで売られることはほぼなく、基本的には書店で販売されます。そして日本の書店数は現在1万店ちょうどくらい。つまり12万部とは、日本全国の書店すべてに写真集が複数冊、積み重ねられるほどの大部数なのです。実際の配本は売り上げの見込める都市部の大型書店やネット書店ほど手厚くなり、大都市では田中の写真集が平積み(書棚の手前の台に積み重ねること)されるのは確実。12万部と言えば月刊の女性ファッション誌と肩を並べる数字ですから、女性にはその壮観さが想像できるはずです」(前出・出版関係者)
最近の写真集はソフトカバーが主流で、重さは3~400グラムといったところ。仮に333グラムだとして、12万部ではなんと40トンにも及ぶと聞けば、そのスゴさを少しは実感できるのかもしれない。
(白根麻子)