12月2日、フジテレビのマイアミ啓太ディレクターが、同局を退社したことをブログで発表した。これまでマイアミ氏は、数々の人気バラエティ番組に関わってきたという。
「マイアミ氏は、フジのバラエティ番組『笑っていいとも!』や『とんねるずのみなさんのおかげでした』などに携わり、15年にスタートした『人生のパイセンTV』で初めて演出を担当。当時、フジテレビ史上最年少演出家として注目を集め、カメラの前にも度々登場していたことで、一躍人気ディレクターとなりました。そのため、今回の突然の退社にはネットで驚きの声が広がっています」(テレビ誌記者)
そんなマイアミ氏は、今年の1月からバラエティ激選区である日曜ゴールデンタイムにて、「アオハル(青春)TV」のレギュラー放送をスタートさせた。同番組には、Sexy Zoneの菊池風磨や佐藤勝利などが出演し注目を集めたが、視聴率は低迷したという。
「マイアミ氏は今年2月のインタビューで、『アオハル(青春)TV』のスタートに関して『フジテレビが変わろうとしてるんだという思いを感じていて、その期待に応えたいという気持ちがすごくあります』『もしこれが当たったら奇跡が起きるんじゃないかというみんなの思いをすごく感じるんですよね。そういう一致団結感が、今フジテレビの社内にあるんです』と希望に溢れた思いを明かしていました。しかし同番組は視聴率が低迷し、約4カ月分となる16回の放送のみで打ち切りに。そのため、バラエティファンからは、今回の退社について『上層部の早すぎる打ち切り判断に心が折れてしまったのかな』という憶測などが飛び交うこととなっています」(前出・テレビ誌記者)
今後はフリーの演出家として、様々な映像作品を手がけていくというマイアミ氏。新天地での活動も大きな注目を集めていきそうだ。