3月19日にハンガリーで開催されたフィギュアスケートの世界ジュニア選手権で、14歳の本田真凜が初出場にして初優勝の快挙を成し遂げた。2018年の平昌五輪出場に期待がかけられる本田だが、その平昌のテレビ中継に“迷レポーター”の登場がありえるというのだ。テレビ誌のライターが説明する。
「平昌五輪では浅田舞の顔を見る可能性がありそうです。彼女は浅田真央の実姉という立場で様々なフィギュア中継に出演してきた実績があり、顔が売れていますからね。さすがに五輪の実績がない舞を解説者に起用することは不可能ですが、“フィールドレポーター”や“五輪応援団”といった肩書で送り込まれるかもしれません」
フィギュアスケートは専門性が高い競技のため、経験者以外ではコメントすることすら難しいもの。その点、タレントとしてテレビ慣れしており、選手としても全日本選手権8位という実績を持つ舞は適任と言えそうだ。だが、フィギュアファンからは「浅田舞、コメント下手すぎ」という声があがっているという。フィギュア事情に詳しいスポーツライターが教えてくれた。
「2015年のNHK杯には本戦後のエキシビションにて舞がゲストとして登場しましたが、コメントの内容は的確とは言えず、一緒に出演していた荒川静香や鈴木明子らの五輪出場組も微妙な表情に。そもそも舞は若い頃のギャルっぷりをカミングアウトしたり、妹・真央の裏話を暴露したりするぶっちゃけキャラで人気を博してきたタイプですから、フィギュアのコメントも決して上手いわけではなさそうです」
ファンからは不評の舞だが、最近の五輪中継では有象無象のタレントがにわかスポーツファンとして登場するのが恒例だ。それに比べれば彼女も経験者だったぶん、まだマシなのかもしれない。
(金田麻有)