中山美穂が20年ぶりに本格的な歌手活動を再開。そのプロモーション活動の一環として、12月7日に放送された「SONGS」(NHK)に出演。往年のヒット曲から最新曲まで披露されるとあって、かつてのファンだけでなく、アイドル歌手時代の“ミポリン”を知らない世代もそのパフォーマンスを楽しみに待っていたようだが…。
「SNS上では《49歳になってもキレイ》《アイドル時代より美人になった》《ずっと変わらない》など…彼女の容姿については文句をつけるようなコメントは見受けられませんでしたね。ところが番組がSONGSだけあって、注目すべきは歌ということになりますが、そのお眼鏡にかなったかといえばNOとなってしまったかもしれません。アイドル歌手時代からとりわけ歌が上手いほうでも、歌唱力があるほうでもありませんでした。それでも、アイドル当時は可愛い、人気があるからということで許されていたことが改めてわかったという声が多いですね。どの曲もアレンジは凝っていて聴きごたえはありましたが、彼女のボーカルが入った途端、完全に声が演奏に負けているというか『下手すぎて何が始まったのか耳を疑った』『曲はいいのにお歌が…』『高音も低音も出てないから歌になってない』『バックの演奏が上手だからアイドル時代より下手に聞こえる』『放送事故で見てられなかった』など驚きの声ばかりが上がったようです。『ラップですか?』という皮肉もありましたが、たとえば大ヒット曲の『You’re My Only Shinin’ Star』でも、か細い声で『ユッ、マッ、オンリッ、シャイニッ、スタッ』と、声量が足りないからなのか単語を一語一語吐き出すような感じの歌い方になっていて、歌として流れていないんですね。20年ぶりの歌手活動再開なのに、視聴者から『ボイストレーニングとかしてないんですか?』『歌手でいくならトレーニング』といった厳しいツッコミがあったのも致し方ないものでした」(女性誌ライター)
SNS上では中山美穂で検索すると「歌」「歌唱力」といった関連ワードがすぐに出てくる悲しい状態に。それでも、リップシンク(口パク)しないで生声で歌ったのは、アイドル歌手全盛時代を生きたプライドだったのかもしれない。いまでもカラオケで歌われる名曲も多いミポリン。できればボイトレに励んで、コンサートなどではパフォーマンスを上げてくれることを祈りたい。
(塚田ちひろ)