7月に逝去したジャニーズ事務所の元社長・ジャニー喜多川氏は、ファーストインプレッションを重んじた。Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔や元KAT-TUN・赤西仁は、初のオーディションで不合格だったにもかかわらず、帰り際に偶然ジャニーさんに話しかけた運の強さが認められて、逆転合格を勝ち得ている。
似たケースで、ひとめぼれで入所を許されたのはSexy Zone・佐藤勝利。のちに国宝級イケメンと絶賛される佐藤は、合格したわずか11カ月後にセクゾのセンターとして歌手デビュー。当時のジャニーズJr.で人気を二分していた中島健人と菊池風磨を差し置いて、センターを勝ち取った。
ジャニーさんから「YOUは特別カッコいいよ」とべた褒めされた佐藤だが、今年になって顔をイジったという。
「イジったのは鼻です。といっても、鼻筋を通して高くする美容整形ではなく、鼻炎の手術です。かねてから鼻炎で悩まされていて、仕事をするうえで支障が多かったので、思いきって手術に踏みきったのだそうです。鼻の通りが良くなったおかげで睡眠の質も上がり、わずかな睡眠時間でも朝はシャキッと起きられるようになったといいます」(スポーツ紙記者)
佐藤のように、仕事の効率を上げる目的で身体にメスを入れる芸能人は多い。特に歯列矯正やホワイトニングは、やっていない人を探すほうが困難なくらいだ。
「デビュー後に堂々と“整えた”ジャニーズといえば、Hey!Say!JUMPの八乙女光。小学生で入所したときは歯が上下ともにガタガタで、八重歯はセールスポイントでさえありました。でも、4年ほど前に上下とも矯正をはじめて、白や透明の審美ブラケットを前歯2本以外に装着。昨年は自然な美しい歯列になっていて、着脱可能なマウスピースだけで対応できるようになっています」(前出・スポーツ紙記者)
同じく18年には、A.B.C-Zの最年少でセンターの橋本良亮も、セラミック矯正に踏みきっている。お直し直後と思われた秋ごろは、過剰に口を手で覆っていたため、ファンをザワつかせた。すでに1年が経過した現在は、口を大きく広げてバカ笑いする“元気なはっしー”が戻ってきている。
セクゾ、ジャンプ、エビ。これからの活躍を期待したい。
(北村ともこ)