生田斗真主演ドラマ「俺の話は長い」(日本テレビ系)の最終回が12月14日放送され、平均視聴率は10.4%と放送中初の2桁台で有終の美を飾った。
物語は、自宅で喫茶店を経営する母(原田美枝子)とニートの息子・満(生田)との生活に、姉の綾子(小池栄子)家族が自宅リフォームのため居候に来る。綾子は満を就職させるために躍起になるが、口八丁の弟に言い負かされてしまう。また、綾子と夫の光司(安田顕)は再婚で、娘の春海(清原果耶)とは打ち解けないでいた。
この5人での生活が始まり、初めはぎくしゃくするが、満を介して光司や春海、綾子の気持ちに変化が現れる。
最終回を迎え、視聴者からは「1話たりとも無駄のない、近年には珍しい傑作ドラマ」「笑って泣いて、そして人の温もりを感じさせてくれるドラマだった」「ほっこりやさしい気持ちになれる良質のドラマ」「家族5人の芝居がすさまじく上手い。文句なしに今クールのナンバーワン作品」など、満足度の高い作品だったようだ。
「物語の前半は、ニートの満に対してきつく当たる綾子に拒否反応を示す視聴者もいましたが、回が進むうちに家族としてのかかわりが深みを増していく様が自然に描かれていました。話の流れもテンポもよく、視聴者から高評価なのは頷けます」(テレビ誌ライター)
早くも続編を望む声があがっている。