「いだてん」最終回の神がかり伏線回収で世界トレンド3位になったワード!

 大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK)の最終回が12月15日に放送され、平均視聴率8.3%。全話平均視聴率8.2%と、これまで歴代ワーストだった2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」の全話平均視聴率12.0%を大きく下回る結果となった。

「2013年に放送された朝ドラ『あまちゃん』で社会現象を巻き起こした宮藤官九郎が脚本を手掛けたオリジナル作品。来年の東京五輪を控え、日本が五輪に参加した1912年ストックホルム大会から1964年の東京五輪まで、日本の激動の半世紀を描いています。実在のモデルがいるドラマはクドカン自身も初めて。初回の平均視聴率こそ15.5%と好発進したものの、第6話で早々と視聴率が一桁台に落ちて以来、浮上することはありませんでした。視聴率低迷の原因は、メインターゲットと言われるF4(女性65歳以上)、M4(男性65歳以上)の視聴者の激減。どうやら裏番組『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に視聴者を奪われてしまったようです」(テレビ誌記者)

 しかし、リアルタイムの世帯視聴率こそ苦戦したものの、ドラマ終了直後には、「#いだてん最高じゃんねぇ」がツイッターの世界トレンド3位に躍り出るなど、SNSでは高い人気を誇っている。

「このドラマでも時間軸を自在に行き来するクドカン節、炸裂。10月に放送された第39話『懐かしの満州』では、初回に登場した絵葉書『志ん生の“富久”は絶品』と書かれた理由が明らかになるなど、“壮大な伏線”も回収。神回となりました」(エンタメ誌ライター)

 また、宮藤自身も最終回に役者として出演。東京五輪の開会式当日、古今亭志ん生(ビートたけし)を後ろに乗せて走るタクシー運転手役を演じ、最終回に華を添えている。

「今の時代、視聴率そのものも世帯視聴率から個人視聴率へと変わる過渡期。来年の東京五輪は勿論、その後、五輪が行われる度に再放送を行えば、“オリンピックといえば『いだてん』”、時代を超える名作大河として、語り継がれる可能性も十分にあります」(前出・エンタメ誌ライター)

 そうなった場合、クドカン自身が出演している最終回も、間違いなく“神回”になる!?

(窪田史朗)

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