12月16日、俳優でシンガーソングライターのディーン・フジオカ主演ドラマ「シャーロック」(フジテレビ系)の最終回が放送され、最終回の平均視聴率は9.8%。全話では9.9%だった。
原作はアーサー・コナン・ドイルの世界的に有名な探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズ。深い洞察力を持つ名探偵シャーロックと医師・ワトソンが難事件を解決していくというミステリーの傑作を、現代の東京を舞台に映像化した。
今作では、シャーロックこと誉をフジオカ、相棒のワトソンこと若宮を「EXILE」「三代目J Soul Brothers」の岩田剛典、誉に捜査依頼する刑事を佐々木蔵之介が演じた。
最終回では、これまで誉の推理によって逮捕された犯罪者が、金で抱き込まれた拘置所の職員の助けにより一斉に脱走する。誉はその犯罪者を操る人物を追い詰めるが、2人とも海の中に落ちて迷宮入りとなる。
この終わり方に視聴者は「何? この終わりかた」「広げた風呂敷たためなくなったパターンかよ。時間返せ!」「え? お、終わり? 面白いとか面白くないとか以前に意味が全然わからなかった」「最後にどんでん返しありかと我慢したけどこれで終わり?」「終わり方最低。最終回なのにスッキリしない。がっかりだよ」など不満が噴出した。
「海外版もシャーロックが姿を消して、次のシーズンに入るという設定です。ですから、日本版も次のシーズンを狙っているのではないでしょうか。番組の最後には、来週23日に特別編が放送されることが発表されましたので、そこに期待したいですね」(芸能ライター)
だが、そこで布石が回収されるかは“謎”だ。