お笑い芸人のクロちゃんが、ゲスな恋心を派手に散らせたようだ。12月25日に放送された「水曜日のダウンタウン」(TBS系)では、クロちゃんがアイドル候補生だったカエデとデートした様子を放送。最後は交際を申し込むも「ごめんなさい」で玉砕し、視聴者からの喝さいを浴びていた。
そんなクロちゃんが選んだ渾身のデートプランは、最初にブドウ狩り、次いで遊園地で観覧車に乗り、最後はオシャレなイタリアンレストランで締めるというもの。心惹かれる者どうしなら見事に魔法が掛かりそうなプランとなっていたが、一部の視聴者からは異を唱える声もあがっていたというのである。
「最初に二人が向かったのは東京・府中市の果樹園。次いで、埼玉県所沢市の西武園ゆうえんちを訪れ、最後は東京・吉祥寺のレストランで食事をしました。この組み合わせに周辺の地理を知る首都圏民からは《無理がありすぎる!》《そのルート、絶対おかしいだろ!?》といった疑問の声があがっていたのです」(女性誌ライター)
果樹園から西武園ゆうえんちには電車だと2回の乗り継ぎが必要で、順調にいっても1時間以上はかかる道のりだ。また西武園からレストランへは1回の乗り換えだがやはり1時間弱はかかり、とにかく移動時間が長いルートなのである。
「クロちゃんは運転免許を持っていないので、デートも電車移動になります。しかしこれから落としたい相手とのデートで、いちいち移動に1時間前後も掛かるルートは有り得ませんね。そもそも移動の電車で何を話せばいいか分からないし、女性ならトイレの心配もあるもの。今回のルートは自分のやりたいことを優先したあげく、女性の気持ちを考えないで組んだことがアリアリです。たまたまカエデが心優しい女性だったからいいものの、普通の二十歳の女子なら『そんな遠いの嫌だから、近くでゴハン食べようよ』と文句の一つも出るところです」(前出・女性誌ライター)
なお、「デートの場所なんて番組の都合で決めたんでしょ」なんて冷めた意見は、水ダウを楽しむ際には横に置いておいたほうが良さそうだ。
(白根麻子)