12月27日放送の「あさイチ」(NHK)に生出演した草なぎ剛。SMAPが解散してから3年経ち、久しぶりの地上波生放送で見せたハイテンションぶりが話題になっている。
2020年1月11日に公演がスタートするドイツ演劇の巨匠ベルトルト・ブレヒトによる「アルトゥロ・ウイの興隆」で主演を務める草なぎは、舞台で流れる「ゲロッパ」と聞こえる言葉が曲のほとんどを占めるジェームス・ブラウンの「Get Up(I Feel Like Being)A Sex Machine」と、稽古場に焼き鳥を毎日差し入れすることから「ゲロッパ焼き鳥」という造語を番組冒頭から連発。その後「冗談半分」を「冗談ハンバーグ」と言い換えた“渾身のギャグ”も連発。MCの博多大吉と近江友里恵アナから「冗談ハンバーグさん」と呼ばれるシーンまであった。
番組前半では、視聴者からの「好きなおせちはありますか?」というFAXに対し、草なぎは黒豆が好き、とくにタモリが作ってくれた黒豆が好きだと明かし、増加傾向にある洋風おせちに対し「おせちじゃないじゃん」と批判。しかし、それはそれで好きだともコメント。おせちの話題でしばらく盛り上がったことに、大吉が驚くシーンもあった。
番組後半ではSMAP時代にトラブルを起こした草なぎに、高倉健から励ましの言葉が詰まった手紙が届いたエピソードを披露。その後、高倉主演の2012年8月公開の映画「あなたへ」に呼んでもらい共演を果たしたことを明かした。
「草なぎは高倉と共演したことで、芝居は心を裸にして臨むことが大切だと思ったなどと話していましたが『お芝居も裸になって…僕も裸になって…』と言い出し、大吉が『まあまあ、ね、詳しいこと知りたい方はね』とキーボードを打つジェスチャーをして、草なぎのクチにブレーキをかけるひと幕もありました。草なぎ自身は『生放送でした、生放送。これ、編集してない』と大笑いしていましたが、視聴者も驚いた人が少なくなかったようです。ネット上では『つよぽん大丈夫?自分から裸って…テンション高すぎて暴走したのかな』『久しぶりの地上波がよっぽどうれしかったのか、異常なハイテンションが怖かった。ちょっと心配』『酔っ払ってる?と言いたくなった』など、心配する声が少なくないようです」(女性誌記者)
放送中には「冗談ハンバーグ」がツイッターのトレンド入りを果たすほど、相変わらずの注目度の高さを証明した草なぎ。2020年は稲垣吾郎や香取慎吾の地上波出演も期待できそうだ。