昨年大みそかの紅白歌合戦で、嵐が披露した「カイト」に注目が集まっている。
紅白では「嵐と米津玄師のドキュメント」と題して、「カイト」の完成に向けた制作風景と共に、嵐と米津の対話をVTRで紹介。
「人気グループの嵐と、人気シンガーソングライターの米津のコラボ曲ですから、それこそ大ヒットしていく可能性は高いでしょうね」(音楽ライター)
ただ、このコラボに納得していないファンもいるようだ。この2組の“因縁”について前出の音楽ライターが語る。
「嵐の前作『BRAVE』と米津の『馬と鹿』のシングルが同じ発売日だったんです。結果的には嵐が66万枚近く売り上げ、米津を抑えてオリコン週間ランキングでは1位になったのですが、その時の攻防戦がすごかった。嵐は東京ドームのライブ撮影イベントのチケット抽選応募のエントリーできる権利をつけたと思えば、米津も全国コンサートツアーのチケットを手に入れるためのシリアルナンバーが封入されていたりと、互いに“負けられない戦い”を繰り広げていた。当時、お互いのファンもヒートアップしていましたが、そんな相手に楽曲を提供したわけですから、米津ファンからは『何で嵐に…』という声が聞かれます」
嵐が歌う「カイト」は米津ファンからも支持される楽曲となるだろうか。