1月11日からスタートする女優・天海祐希主演のドラマ「トップナイフ」(日本テレビ系)に早くも大きな注目が集まっている。
「このドラマは、“手術の天才”たちが集う東都総合病院脳神経外科を舞台に繰り広げられる群像劇。その中で天海は、脳動脈瘤のスペシャリストで患者の命を第一に考える一方、自身は家族を捨てた罪悪感を背負った脳外科医・深山瑤子を演じます」(テレビ誌ライター)
その他にも世界的な医療技術を持つ天才医師・黒岩健吾(椎名桔平)。同僚に心を開かない孤高の医師・西郡琢磨(永山絢斗)。さらに成績は優秀だが手術が苦手な新人脳外科医・小机幸子(広瀬アリス)など、豪華キャストが集結している。
「さらに脚本家はドラマ『医龍』シリーズ、『コードブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ(フジテレビ系)を手掛けてきた林宏司氏が、10年近く構想を練ってきたオリジナル脚本。一説によるとこのドラマを手掛けるために、今年上半期の朝ドラ『エール』(NHK)を降板したのではないかと報じられていました。番組プロデューサーの鈴木亜希乃氏も公式HPで『とんでもないドラマが始まる!日本テレビでしか出来ない、新たな物語を生み出せれば』とコメントするなど自信のほどを覗かせています」(前出・テレビ誌ライター)
まさに日本テレビが局をあげて勝負をかけてきた1月期イチ押しと言われるこのドラマ。これだけ注目を集めるには、ある訳がある。
「日本テレビは6年連続して、2019年も“視聴率三冠王”を達成。しかし昨年12月は、テレビ朝日が6年半ぶりに“月間視聴率三冠”を奪還。その立役者となったのが去年も民放連続ドラマ平均視聴率トップを誇る米倉涼子主演の『ドクターX~外科医大門未知子~』(テレビ朝日系)です。フリーランスの天才外科医・大門に対して、“手術は全て成功して当たり前”という最高の医師(トップナイフ)・深山の闘いは、見ものです」(夕刊紙デスク)
日本テレビとテレビ朝日、今年の“視聴率三冠王”争いを占う意味でも見逃せないドラマになりそうだ。
(窪田史朗)