昨年、生田斗真が主演したドラマ「俺の話は長い」(日本テレビ系)の主題歌は、同世代の“戦友”である関ジャニ∞の最新ナンバー「友よ」が起用された。メンバーの横山裕と生田の間には、心温まるエピソードがあるようだ。
「横山は芸能界デビュー時、関西ジャニーズJr.の一員でした。関ジャニ8(のちに関ジャニ∞)を結成したころ、関東では滝沢秀明や嵐ほか多くのJr.勢が“ジュニア黄金期”を築いており、関西勢と圧倒的な差をつけていました。そこで、KinKi Kidsに次ぐ関西発のグループをメジャーにしたいという会社の意向もあったため、満を持して東京進出。このとき、引っ越しを手伝ったのが生田斗真なんです。引っ越し業者に払うお金がなかったので、仲間に頼ったのです」(芸能関係者)
2人とも未成年。実際に力を発揮したのは生田の実父で、愛車を出して、愛息子の親友の第二の人生を祝福しつつ、新生活に力を添えたという。
「そもそも、Jr.時代から横山は仲間ジャニーズに頼りっぱなし。特に嵐の相葉雅紀は、家族全員で横山を受け入れています。千葉県内の実家にしょっちゅう泊めてもらい、家族総出で最寄駅まで車で迎えに来てもらうなど、歓迎されたようです。17年の元旦は、『NHK紅白歌合戦』に出演して、初もうでに行ったあと、2人の弟を連れて相葉家で過ごしています」(前出・芸能関係者)
横山が相葉家に半居候状態だったのは、今からちょうど20年前。そんな2人も今では紅白常連歌手。相葉一家も生田の父も、今日の関ジャニの活躍を我が子のように喜んでいるに違いない。
(北村ともこ)