マドンナがニューヨークの自宅付近に駐車スペースを確保するため、偽の交通標識を立てていたとして問題になっている。
マドンナがアッパー・イースト・サイドに持つ4000万ドル(約45億円)相当の自宅付近に3台分の駐車スペースを確保しようと植え込み部分に白黒の標識が付けられた大きな鉄柱を備え付けたことで、近隣住民の怒りを買っているとTMZは報じている。「居住者の駐車のみ。不認可の車両は所有者による経費負担の元、撤去」と書かれたこの標識は、駐車事情が厳しいニューヨークでスペースを必死に求める車の所有者たちを尻込みさせるために立てられたとみられている。
また、歩道のコンクリート部分には「駐車禁止」と烙印されており、縁石部分には黄色の線まで引かれているという。
この行為を発見した近隣住民がマドンナの所有する3台の車の脇に立っていたボディガードに事態の説明を求めると、「私たちはその道の人間を知っていますから」とだけ答えたという。
それを受けて近隣住民はニューヨークの交通局に連絡を取り、同局員が23日に現場を訪れ、マドンナには標識の設置や罰金の課金、そのスペースを他の車が使用することを阻止する法的権限はないとして、直ちに撤去するようにマドンナの代理人に伝えたという。