1月22日に冠生番組「長澤まさみTV」(NHK BSプレミアム)が放送される長澤まさみ。この番組では視聴者からのリアルタイムで届けられるリアクションも盛り込みながら進行することから、ファンの間では大きな注目を集めている。
「この番組では、2016年に公開され大ヒットした劇場版アニメ『君の名は。』で奥寺ミキ役を演じて以来、声の演技にこだわっている長澤が、学生たちが自主制作したアニメーションに出演。1人で全ての役を演じることが明らかに。さらに共演を熱望していたバカリズムが書き下ろした2人芝居にも挑戦するなど、ファンにとってはたまらない番組になりそうです」(テレビ誌記者)
この番組は、2018年12月に放送された「菅田将暉TV」に続く第二弾。女優として真っ先に白羽の矢が立ったのには、それなりのワケがある。
「去年1月にはキムタクと映画『マスカレード・ホテル』で共演。その興行収入は、およそ46億円。さらに4月に公開された映画『キングダム』では、およそ57億円。そして5月に公開された映画『コンフィデンスマンJP-ロマンス編-』ではおよそ30億円と、いずれもメガヒットを記録。長澤は、今や押しも押されぬ大女優の仲間入りです」(スポーツ紙記者)
しかし、長澤が果たした役割はそれだけではない。
「2016年末にSMAPが解散して以来、戦犯扱いされていたキムタク。その後も主演映画『無限の住人』が当たらず、2018年に公開された映画『検察側の罪人』では嵐の二宮和也とW主演したことから、単独主演はもう難しいのではないかという声も出ていました。ところが『マスカレード・ホテル』が大ヒット。共演した長澤は、“キムタク復活”を演出した立役者と言えるのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)
さらにフジテレビの看板番組、月9ドラマの復活にも、長澤は一役買っている。
「長年低迷していた月9の平均視聴率を二桁に回復させたのは2018年7月期、沢村一樹主演の『絶対零度』からと言われていますが、そのきっかけを作ったのが4月期に長澤主演で制作されたドラマ版『コンフィデンスマンJP』です。平均視聴率8.9%と二桁には届きませんでしたが、あえて火中の栗を拾いその後、映画を大ヒットさせた訳ですから“月9”ひいては“フジテレビ復活”のきっかけを作ったといっても過言ではありません」(夕刊紙デスク)
キムタクに続いて、“月9”復活のきっかけにも一役買った長澤。もはや押しも押されぬ“あげまん女優”といっても差し支えない!?
(窪田史朗)