芥川賞作家でお笑いコンビ・ピースの又吉直樹が、イベントを体調不良による過労で欠席。各方面から心配の声が寄せられている。
「1月15日に都内で開催された映画『ジョーカー』ブルーレイ&DVDリリース/デジタル配信記念イベントに出席予定だったのですが、当日現場入りの時間になっても現れず、マネージャーが又吉の自宅に行ったところ高熱でダウン。連絡を入れることもできない状態であったことが判明。マネージャーに付き添われ病院に行くと、医師から『過労による高熱で十分な睡眠と栄養補給、1~2日の安静が必要』と診断されたようです」(スポーツ紙記者)
又吉は、同日に予定されていたお笑いコンビ・しずる、サルゴリラと共に出演する予定だったルミネtheよしもとのステージも欠席。ネットでは『もっとゆっくり休ませてあげて』など、心配する声が数多く上がった。
「又吉は2018年9月から翌年5月まで『毎日新聞』の夕刊で、初の新聞連載『人間』を執筆。昨年の10月10日には都内で、同本の発売記念会見が行われたのですが、そこで初めての新聞連載の過酷さを告白。『家に帰ってからだと時間がないので、その辺の路上に座ってパソコン開いて書いたこともありました』と語り、飛行機に乗る時には『8割くらい書けたのですが2割書けてなかったので、携帯に切り替えて飛行機のドアが閉まるまでの間に残りを書いてメールで送った』など、苦労のほどを吐露。また彼は、2009年からユニットコントライブ『さようなら 絶景雑技団』も立ち上げ、その演出も手掛けています」(前出・スポーツ紙記者)
やはり過密スケジュールによる疲労の蓄積が、ダウンの原因と見て間違いない。そんな彼だが、過去に自身が主催するイベントで急病人が発生。そこで起こした行動が“神対応”だと絶賛されたことがある。
「昨年の5月24日に行われたイベント『実験の夜』で急病人が出てしまい、又吉は自らの判断でイベントを一時休止し、救急車が到着するまで医療関係者と共に病人を見守り、イベント終了後には急病人が回復したことをツイッターで報告。ファンから、『又吉さんの対応カと優しさを目の当たりに見て増々大きな信頼感を抱きました』と称賛コメントが寄せられました」(エンタメ誌ライター)
人への気配りも忘れない又吉。そんな彼だからこそ色々溜め込んでしまい、今回ダウンにつながったのかも。売れっ子の宿命とはいえ、健康にはくれぐれも気をつけて欲しい。
(窪田史朗)