「子育て中にYouTubeばかり見ていたら、育児に支障が出るかしら…」「YouTubeは子どもに見せるもの? それとも、みんな自分が見ているの?」
筆者は教育現場で子どもたちを指導してることもあり、YouTubeの自身の子育てへの活用について、かなり考えさせられています。
Cluex社が2019年7月、全国の「ままのて」Web・アプリユーザーのママ・プレママ10,908名を対象に「YouTube」についてのアンケートを実施し、YouTubeの視聴時間を尋ねた結果、「ときどき見る」(50.2%)との回答が一番多く、これに「毎日見る」(29.9%)、「ほどんど見ない」(16.1%)が続いたそうです。YouTubeを毎日、またはときどき見るママ・プレママは約8割。多くの方がYouTubeを視聴していることが判明しました。
また、「1週間のうち、YouTubeを視聴する時間」を尋ねた結果は「1時間未満」(52%)が最も多く、これに「1時間以上2時間未満」(28%)が続いたそうです。「いつYouTubeを見ますか?」への回答は「スキマ時間に」(52%)が最も多く、これに「家事をしながら」(23%)、「就寝前」(15%)が続いたそうです。
さらに、「よく見るジャンル」を尋ねた結果は「音楽」(56%)が一番多く、「コメディ」「メイク・ファッション」「キッズ・ファミリー」はどれも30%前後の票を集めて続いたそう。ママやプレママにとってのYouTubeは、家事中やスキ間時間などに“自分が”楽しむために活用するものとなっている様子。なかなか自分の時間をもてないママ・プレママにとっては、貴重な時間となっているようですね。
例えば、スマホでのYouTube視聴なら、いつでもどこでも、自分にしか音が聞こえないようにイヤホンなどを使って視聴することも可能。子どもが寝ている間でも、睡眠を邪魔せずに楽しむことができます。時間や場所などを制限されやすいTVよりも、手軽に好きなジャンルを選ぶことができます。
日々の楽しみやストレス解消だけでなく、ワーママとしてのレベルアップにも活用しやすいYouTube。上手に活用することで、ママ自身の心の安定や学びに役立てることができそうです。
子どもにYouTubeでアニメやゲームのジャンルばかり見て欲しくないと思う場合は、よりよい活用法をみつけて背中を見せてあげることも大切です。ママのYouTube利用が、家庭の基準となるかもしれませんね。
(Nao Kiyota)